荒やすりから砥石まで丁寧に整形していく古代ガラスの茶杓と違い、こちらは銀の板を即興で叩いたり曲げたりして仕上げた形です。型を使っていないので、偶発的に生じる地金の形や表情をお楽しみいただけます。
以前おつくりした「銀紙」に比べると、全体に樋のように深めのカーブが付いており、お茶を掬いやすくなっています。
金属を一方向から叩くと、地金の表面に皺が寄り、それが独特な膚をつくります。樋のようなカーブの内側にその質感を楽しんでいただけます。
茶箱サイズではなく通常サイズです。今回おつくりした中では一番太さもあり、力強い姿です。櫂先の溜めは大徳寺形と呼ばれるえくぼのあるかたちです。合わせるお茶碗や茶器は選びますが、板作りの銀の表情をお楽しみいただけるかと思います。
また、土肌を生かしたお茶碗に合わせるとかろみを持たせられるかもしれません。
力が入りすぎず抜けすぎず、ちょうど良い按配に仕上げました。
銀そのままの白い色で仕上げています。やわらかに周りの景色や道具を映して取り合わせに馴染みます。
空気中の硫黄分と反応して、次第に縁から黒くなっていきます。
気になる場合は重曹に水分を含ませて手や歯ブラシなどで磨いていただくと軽い黒ずみは落とすことができます。また、しっかり白くしたい時はクレンザーを歯ブラシに付けてこすると最初の白い状態に戻すことができます。
※手取りが少し重く感じられるかもしれません。ご購入をご検討の方はご注意ください。
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長さ:184mm(外櫂先のカーブに沿って測った長さ)
幅:櫂先の一番太いところで12mm
素材:純銀
仕上げ:銀そのままの白仕上げ
※ご希望でいぶし銀仕上げにすることもできます。
※桐箱、茶杓袋は付きません
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こちらは純銀を使用しています。茶道の世界では南鐐と呼ばれる純度の高い銀です。