荒やすりから砥石まで丁寧に整形していく古代ガラスの茶杓と違い、こちらは銀の板を即興で叩いたり曲げたりして仕上げた形です。型を使っていないので、偶発的に生じる地金の形や表情をお楽しみいただけます。
節上は樋のように内側に曲げ、節下は反対に上面が凸になるように曲げることでより竹の雰囲気に近くなりました。わずかに下がり節です。
櫂先は自然なカーブを描き、露は丸く仕上げました。
色は黒めに燻したいぶし銀で落ち着いた雰囲気です。銀のさまざまな表情が楽しめ、古いお道具にもモダンなお道具にも合わせやすいと思います。
空気中の硫黄分により少しずつ黄ぐすみや色の変化がございます。気になる場合は歯ブラシに重曹を付けて軽くこすってください。
金属を一方向から叩くと、地金の表面に皺が寄り、それが独特な膚をつくります。樋のようなカーブの内側にその質感を楽しんでいただける茶杓だと思います。
通常より短めの茶箱にも使えるサイズです。茶碗に載れば通常のお点前にもお使いいただけます。
※6〜9枚目のお写真は色味と大きさ、形の比較です。こちらは一番右のお品になります。
※金属製ですので竹に比べて手取りが少し重く感じられるかもしれません。ご購入をご検討の方はご注意ください。
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外櫂先のカーブに沿って測った長さ:165mm
真上から見た長さ:約161mm
幅:櫂先の一番太いところ約10mm
一番細いところで約5mm