荒やすりから砥石まで丁寧に整形していく古代ガラスの茶杓と違い、こちらは銀の板を即興で叩いたり曲げたりして仕上げた形です。型を使っていないので、偶発的に生じる地金の形や表情をお楽しみいただけます。
櫂先は二段撓めで露は一文字形、少し左を落としています。
節下のおっとりは細く繊細な印象で色々なお茶碗に使いやすいかたちだと思います。
通常より少しだけ短いサイズです。
茶箱にも通常のお点前にもお使いいただけます。
いぶし銀の落ち着いた風合いのため古いお道具にも合わせやすいです。
以前おつくりした「銀紙茶杓」に比べると、全体に樋のように深めのカーブが付いており、お茶を掬いやすくなっています。
金属を一方向から叩くと、地金の表面に皺が寄り、それが独特な膚をつくります。樋のようなカーブの内側にその質感を楽しんでいただける茶杓だと思います。
※枚目の写真は色味と大きさ、形の比較です。こちらは左から2番目のお品になります。
※手取りが少し重く感じられるかもしれません。ご購入をご検討の方はご注意ください。
…………
【再入荷リクエストを頂いたお客様へ】製作過程で偶発的な部分のある手作りのお品です。再入荷リクエストをいただきました商品とは仕上がり、大きさに違いがございます。ご購入の際は写真とサイズをよくお確かめいただければ幸いです。
…………
外櫂先のカーブに沿って測った長さ:174mm
真上から見た長さ:約169mm
幅:櫂先の一番太いところで約10.5mm
一番細いところで4.8mm
素材:純銀
仕上げ:いぶし銀仕上げ
※保管用に簡易的な袋をお付け致します。桐箱、茶杓袋は付きません。
…………
こちらは純銀を使用しています。茶道の世界では南鐐と呼ばれる純度の高い銀です。